自分の知識を人に教えるときに思うこと

こんにちは、倉岡浩大と申します。

私はフリーランスのウェブデザイナー兼エンジニアとして活動をしています。 また佐世保市にある就労継続支援B型事業所でウェブ制作の知識や技術を講師として教える活動をしています。

かつては知識を吸収することに躍起になっていた時期もありましたが、現在では独学で学んだデザインやコンピューター言語、業務コミュニケーションに関する知識を人に教えるというフェーズへ移行しました。そして自分は人に教えることが好きなんだと実感しています。

しかし同時に思うこともあります。

教えられる人間ではなく教える人間を増やしたい

学ぶことはすごく大事です。 しかし、いずれ教える側の立場になるという意識を持って学んでいる人の割合は少ないと感じています。

私が講師として人に教えるときに必ず「いずれ教える立場になったときのために知識を身に着けてもらう」ということを強く意識しています。私が生涯で教えることができる人数や時間には限りが有り、更に一人でやっている限りほんの小さな影響しか与えることが出来ません。

つまり、私がやるべきことは知識の伝達ではなく伝播です。 かつて教えた人が次の人へ正しい教養を受け継ぐことが正しい形なのだと自分なりに感じています。