最近Well-being(ウェル・ビーイング)という言葉をよく耳にします。
Well(良いこと)とBeing(〜でいること)という単語から連想される通り、「身体や精神が良い状態にあること」という意味の言葉です。
幸福を追い求める際の標語として使われることも多く、国際機関、官公庁、企業などのあらゆる組織でWell-beingを高める運動を行っています。
新型コロナウィルスとWell-being
新型コロナウィルスの拡大は世界的の在りようを大きく変えました。
それと同時に働き方が変わることで多くの人が価値観や幸福について考え直すキッカケとなったと思います。
また、IT産業を中心にテレワークが普及することで、距離の制約や通勤ストレスが無くなりより良い働き方が出来る人もいれば、それが逆に息苦しさを感じるケースもあるようです。
新型コロナウィルスを皮切りにWell-beingという言葉が多くの人により身近になったように思います。
SDGsとWell-being
SDGs(Sustainable Development Goals)とは、2030年までに持続可能でより良い世界を目指す国際的な目標のことです。
2015年の国連サミットにて掲げられ世界が一丸となって取り組むべき課題が数多く掲げられています。
その1つには「GOOD HEALTH AND WELL-BEING」という一文があり、Well-beingを追求することは世界をより良くすることに繋がると考えられています。
役割がWell-beingを作る
世界的にWell-beingに対する注目が高まっているのですが、日本国内では官公庁や大きな企業が軸となりWell-beingの取り組みを進めています。
では私達一人ひとりがWell-beingであるために大事なことが何なのでしょう?
私は「役割」がWell-beingを形作ると考えています。
役割を果たすことで人は「自分の存在に価値がある」という実感をもたらし、大きな幸福感へ繋がります。本人が主体的に行動して作った役割だとなおさら良いでしょう。
私はフリーランスのウェブデザイナー&エンジニアであり、就労継続支援B型事業所でウェブの技術を教える講師の仕事もしています。そういった仕事の性質上、様々な組織の中で活動しておりときには役割を割り当てる立場となることもあります。
自分自身はもちろんのこと周りにいる人にも少しでもWell-beingにしていこうと思います。