トイレ考

わたしはかねてよりオナラと大便がどうやって「分別」されているのかに疑問を持っていましたが、センサーとしての腸壁と三つの筋肉(随意筋、不随意筋)によって、この素晴らしいワザが実現していることを知りました。ただ、コメンテーターの一人、いとうせいこう氏は、30代に入るとこの「分別」機能が徐々に低下していくと恐ろしいことを言っていました。油断めさるなオノオノガタ!!
また、「恥ずかしい」という人間特有の感性(もっとも最近の政治家や経営者の一部では近年甚だしい退化が見られる)は、排せつという行為にルーツがあるという説も披露されていました。いまでも一部の国では大便所に「個室」がないところもありますね。この写真は、トルコのローマ古代都市エフェで見かけたトイレです。とてもいいですね。下は下水道となっているとのこと。
ところで、日本人はユーモアのセンスがないなどと言われることがあります。しかし今昔物語にあるこんな話、外国人も手を打って喜ぶのではと思います。
「あるモテ男が、どうしても自分になびかない貴婦人の○○○を見れば諦められるだろうと思って強奪作戦を敢行!ところがそれを察知した侍従の知恵と手回しの良さによって敗退する」