指揮者から学ぶ

「60歳を過ぎて書くものは二番煎じのお茶ほどの価値しかない」これはフランス哲学者ボーヴォワール様のお言葉です。御意! 
しかし、一方では「後期高齢者には、自分に都合の悪い言葉は聞こえないフリをすることが許される」という安徳某の捨て台詞もあります。このたび、ホテル業界専門誌『HOTERES』に四週連載で「ホテル総支配人のリーダーシップ像 ~オーケストラ指揮者から学ぶ~」が掲載されました。
大学時代に「学部は?」と聞かれて「ギター部です」と答えていたほどクラシックギターにはまったのがきっかけで、以来クラシック音楽、特にオーケストラに興味を持つようになりました。仕事でいくつかの全日空ホテルの総支配人に就任した時、その仕事がオーケストラ指揮者に似ていることに気づき、以来コツコツと情報収集してきました。お時間があれば、ぜひご笑覧いただきたく、お願い申し上げます。そして忌憚のないご批判や読後感などをいただければ幸いです。