組織の「対話」を変えてみる

コミュニケーションとコンプライアンスの両面から人と組織の無限の可能性を引き出すビジネスコーチ&社会保険労務士の光武哲郎です。

 

組織の開発に携わっていると「対話の場」がいかに重要かが分かります。

 

と、同時に「対話の場」がいかに組織内に少ないかも分かります。

 

会議、ミーティング、面談といった「対話の場」の存在は組織が人の集まりである以上、とても重要です。

 

経験上、ちょっとしたことでもコンセンサスを取る仕組みが組織内に定期的に存在することで、経営リスクを減らし生産性が確実に上がります。

 

会議やミーティングでコミュニケーションが取れている、という会社もありますが、その多くは会議やミーティングという名の結果報告会や上席者の演説会に終始していることが多いように感じます。

 

無論、組織内における「コミュニケーション」の定義は100社あれば100通りの答えがあります。

 

一方的に報告や演説に終始することがコミュニケーションだという風土の組織もあれば、双方向で建設的な話し合いをすることがコミュニケーションという組織もあります。

 

その手法で業績が上がっており社会に価値提供できていれば、それがその組織の一つの答えのような気がします。

 

なのでもし「一方的に報告や演説に終始するコミュニケーション」で成果が出ていないのなら、もしくは「双方向で建設的な話し合いをしている」のに成果が出ていないのであれば、そのやり方を見直す必要があるのかもしれません。

 

「狂気とは即ち、同じことを繰り返し行い、違う結果を期待することである」

(The definition of insanity is doing the same thing over and over and expecting different results)

 

光武社労士事務所